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Q&A
一見足にフィットしている靴でも、実際に靴を履いてみると様々なトラブルが発生する場合があります。ここでは、その基本的な対処方法について記載します。
- イタリアの靴を有名にした要因は何?
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イタリアの職人は、高いプライドとステータスを持って仕事に取組み、靴職人も例外ではなく、今も税制で優遇されています。それに、小中学校の従業は午前中のみで、フィレンツェ、ローマとも街全体が博物館、美術館。そのような中で育まれる感性は、イタリアをファッション、デザインの国に押し上げる原動力になっているのです。
- ドイツの靴とイタリアの靴の違いは?
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第二次世界大戦中に負傷した兵士の「足」のケアーに特化したのがドイツ。イタリアはケアーも大切だけれど、オシャレも大切…。その傾向が今日に引き継がれて「外形よりもフィット感を優先するドイツ靴」「ファッションとフィット感を融合するイタリア靴」
- 外反母趾と云うほどではないのですが、機能性クツは必要ですか?
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足裏アーチの矯正を考慮した「機能性のクツ」は、外反母趾予備軍の方にもお勧めいたします。時々ご利用になることにより、正常な歩行を続けられると同時に、末永くヒールの高いクツもお履き頂けます。
- 機能性クツでドイツ製とイタリア製の違いは?
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どの国の人も「足」の形状は同じです。従って、ドイツとイタリアの機能性クツのコンセプトは基本的に同じです。しかし、クツの木型やスタイルにはそれぞれのお国柄が反映されます。
- 踵が痛いのですが・・・
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「靴のサイズが小さいこと」「サイズはあっているがカーブが深いこと」の2つの原因が考えられます。また、靴の踵部分は木型のライン通りに締まっているため、踵が締め付けられる場合があります。
- 小指周辺が痛いのですが・・・
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裏革と甲革の間に塗られている接着剤が、革の柔らかさやしなやかさを阻害することで発生するトラブルです。
- 軽度の場合の対処
靴の裏側から丸みを帯びた固い棒でこすり、接着剤の凝固面を破壊します。 - 重度の場合の対処
熱を加えて革を伸ばすストレッチャーを使用して、足の当たる部分を中心に広げます。
- 軽度の場合の対処
- 土踏まずに圧迫感があるのですが・・・
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プラスチックの中底を使用した靴の場合、土踏まずが当たる部分に圧力を加えて修正してください。また、クッションがアーチを圧迫している場合は、クッション自体が次第にアーチ形状に馴染んでくるので、修正を加える必要はありません。
- アーチラインと土踏まずに隙間があるのですが・・・
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土踏まずの位置を確認してアーチクッションをその部位に貼るか、スポンジをアーチラインの形状にカットして中敷の下に貼る等の方法で対応してください。
- 靴のトップラインが足の甲部を圧迫するのですが・・・
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甲回りのサイズがあっていない場合が多いので、トップラインが広めの靴に交換してください。
- トップラインと足の甲部に隙間があるのですが・・・
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衝撃緩和シート等で対応します。サンダルの場合は甲の裏側に衝撃緩和シートを貼ることで調整します。
- 爪あるいは指の先が上を向いているのですが・・・
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特製工具を使用して修正することになりますので、お店のスタッフに相談しましょう。
- 足の甲部が薄く靴のつま先にあたるのですが・・・
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衝撃緩和シートを中敷の下に固定します。対処後につま先部分が靴に当たり痛む場合は、前部にも衝撃緩和シートを貼ってください。
- つま先にはゆとりがあり、部分的に当たるのですが・・・
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靴には形状の復元力を保つために、甲革と裏革の間に芯が入っています。この芯を、台がね等を使って柔らかくすることで形状を修正します。